Fastly のログを Papertrail にストリーミングする


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Fastly はログをストリーミングする機能を持っています。CDN のログをほぼリアルタイムに受け取れるというのは今までにない機能ですので、これを活用したいところです。しかし、ログをストリーミングすると、受ける側の方で Syslog サーバを立てる必要があったりして手間がかかります。そんな時、ログ系のクラウドサービスを使えば、お手軽にログをストリーミングして色々な処理を行なうことができるようになります。

今回は、[Papertrail] (https://papertrailapp.com/) へログをストリーミングする設定を作ってみます。Papertrail は、Slack や AWS SNS などと連携や、リアルタイムにログを確認するビューアーもあったりして、便利なサービスです。

下準備

Papertrail のアカウントを持っていない場合は、メールアドレスだけで作れるようなので、[Papertrail] (https://papertrailapp.com/) にてアカウントを作成してください。

Fastly のアカウントを持っていない場合は、5分間でCDNを試してみるを参照しつつ、アカウントと配信設定を作成してください。

Papertrail 側の設定

  1. Papertrail にログインした状態で、「Log Destinations」を選択し、「Alternatives」をクリックします。

  1. 「My system’s hostname changes」ラジオボタンをクリックし、「What should we call it?」 に後で見た時にわかるような名前を付けておきましょう。

  1. 「Save」ボタンをクリックして設定を保存すると、「Address」に入力するホスト名とポート番号が表示されます。システム側の設定案内が出ますが、設定はできあがっていて、ホスト名とポート番号が表示されます。

Fastly 側の設定

まず、配信設定の画面に行きましょう。https://app.fastly.com にログインした状態で、画面上部メニューの「configure」を選択し、配信設定を選択します。

次に、「+ Clone」をクリックして新しい配信設定のバージョンを作成しましょう。その状態で、左メニューの「Logging」を選択し、画面下の方までスクロールすると、Papertrail へのログ配信設定を見つけることができます。

「+ New」ボタンをクリックすると、以下のようなポップアップ画面が表示されます。

「Name」は好きな名前を付けておきましょう。「Address」は、Papertrail のエンドポイントを指定する必要がありますので、Papertrail の設定画面から持ってきましょう。うすい字で、「Dedicated to Fastly」と書いてある方を使ってください。ホスト名とポート番号は Papertrail の設定を作るたびに違いますので注意してください。「Format String」はログのフォーマットを指定できるものですが、今回はそのままとしておきます。最後に「Create」をクリックすればできあがりです。

あとは、Papertrail のイベントビューアーを開いて、ログが流れてくるのを確認しましょう。テレテレと流れてくるログを見ていると、ちょっと嬉しくなります。

参照

Fastly のログストリーミングに関するヘルプページ(https://docs.fastly.com/guides/streaming-logs/setting-up-remote-log-streaming)

Papertrail のヘルプページ(http://help.papertrailapp.com/kb/hosting-services/fastly/)